ワーキングホリデーに行きたかった20代前半
本当は大学を卒業したら、すぐにでもワーキングホリデーに行きたかったのですが、当時は100万円の貯金を提示しないといけないのに全然お金がなかったので、社会人になってお金をためてから行こうと思っていました。
お金をためるために、遠い実家から車で5分、電車で1時間、原付で10分の通勤で1年間通っていましたが、体を壊し、近くの会社の寮に住むことになりました。
しかし、寮とはいえ、1人暮らしは何かと出費が多く、お給料も事務で安かったので、生活はギリギリ、結局ワーキングホリデーはあきらめました。
ワーキングホリデーにいくきっかけ
28歳の時、やっぱり海外に行きたいと思い始めました。
それまで、人よりちょっとピアノが弾けたり、英語が得意だったり、卓球が出来たり、でも、どれも中の上といった感じで、人に自慢できるものではありませんでした。
私は、その中で英語を頑張ってみようかなと思いました。
そういう話を父としていた時に、父が「真剣に英語を勉強したいなら、2年間お金を出してやる」と言ってくれたのですが、学生時代に4週間アメリカに行った時の50万も返してないし、今回はさすがに自分でお金を貯めていかないと!と思いました。
それまで、ほとんど貯金がなかったので、事務の仕事が終わってから、学生時代にやっていた家庭教師をして100万貯めました。(結局50万はもう返さなくていいよと言ってくれて、返してません、、、)
ワーキングホリデーで最初に行きたかったのはカナダ
最初はカナダに行きたいと思っていました。
私が高校生くらいの時に、いとこがホームステイをしていたカナダのホストマザーが日本に遊びに来ました。その時に、カナダの人はいい人そうだなと思ったのと、大学生の時に名古屋の英会話教室に行ったときの英会話の先生がカナダ人でとてもよかったという理由で、カナダにしようと思っていました。
留学センターに申し込み
今の時代と違って、パソコンもそんなに普及していなかったので、自分でワーキングホリデーのビザをオンラインで取ったり、現地で住むところをネットで探すことも出来ませんでした。
とりあえず、地元、愛媛県松山市にある、大手ではない留学センターに相談に行きました。
スタッフは数人いましたが、社長さん自らが相談に乗ってくれて、私がツアーガイドの仕事をしてみたいというと、「カナダはツアーガイドの仕事はあまりないから、ゴールドコーストがお勧めだよ!」と言われました。オーストラリアかあ、、、
そういえば、中学生の時、クラスメイトがホームステイに行ってたとこがオーストラリアだったなあ。と思い、オーストラリアは安全そうだし悪くないかもと思いました。
オーストラリアのゴールドコーストに行こう!と
カナダの事は忘れて、あっさり決めてしまいました。
後で考えると、その留学センターはオーストラリアを専門にしていたようで、みんなにオーストラリアを勧めていたのかもしれません。
ただ、大手に比べると、申込金額も安く、一番惹かれたのは、ワーキングホリデーに出発する前は、出発がしばらく先でも、毎日オフィスに通って英会話のレッスンを受けても無料というか、申込金額に含まれている事でした。
そのオフィスで英会話を教えてくれたのが、オーストラリアの若い20歳くらいの女の人で、将来はフライトアテンダントになりたいと言っていました。
3か月以上は多分この英会話レッスンを無料で受けさせてもらいました。
残念ながら、もうその留学会社はないです。
続きは、ワーキングホリデー編です。