妊娠する前
結婚したのが31歳の時で、私的には結婚は遅い方だと思っていたので、早く妊娠しなくちゃと、ちょっと焦っていました。
しかも、妊娠予定のなかった同僚2人が先に妊娠したので、かなり焦りました。
昔、サーファーズパラダイスの日本人のドクターに血液検査で、「妊娠しにくい体だね。」と言われたこともあります。
なぜそう言われたのかはわかりません。
唾液でわかる排卵日チェッカーを買ってチェックしたり、毎朝、婦人体温計で排卵日を調べたりしましたが、すぐには妊娠しませんでした。
はっきりとは忘れてしまいましたが、半年~1年ぐらい妊娠しなかったような気がします。
妊娠すると、体温が上がると言っていたので、あっもしかしたら?と思った時もあったのですが、1回勘違いがありました。
初めての妊娠
本当に妊娠した時は、体温も若干ではなく、ちゃんと高かったし、なんとなく、私きっと妊娠してると実感がありました。
初めての妊娠だったので、かなり不安で、通常オーストラリアでは、妊娠12週目と20週目にしか超音波(Ultrasound )はしないのですが、子宮外妊娠だったら不安だからと理由をつけて、知り合いのGPに頼んで、妊娠7週目に超音波に行きました。
オーストラリアでは妊娠してからしばらくは、GP(一般開医)と呼ばれるところに、時々簡単なチェックに行くだけです。体重を図ったり、血圧を測ったりします。
もっと妊娠後期になってから大きい病院に通院します。
子宮筋腫発見
超音波の検査を受けた結果、子宮外妊娠ではなかったのですが、代わりに、『子宮筋腫』が発見されました。
『子宮筋腫』という言葉も初めて聞いたので、ネットで調べました。
『子宮筋腫』は英語で Fibroid と言います。
そういえば、妊娠前にお腹がちょっと出ているなーとは思ったのですが、30代になったので、中年太りだと思っていました。
『子宮筋腫』の大きさは、なんと8×14センチ!
症状も全然なかったので、そんなに大きい『子宮筋腫』があったなんて、全然気が付きませんでした。
症状がなかったのは、幸いにも『子宮筋腫』が子宮の外にあったからでした。
『子宮筋腫』は、子宮の内側にあるもの、子宮の筋肉の中にあるもの、子宮の外側にあるものと3種類に分かれています。
私の場合は、子宮の外側の(漿膜下筋種)と呼ばれるものでした。
通常なら、すぐにでも『子宮筋腫』を手術で取りたいところですが、妊娠しているので、ドクターには「そのまま経過を見ましょう」と言われました。
仕事は他の2人も出産ギリギリまで続けていたので、私も妊娠9か月まで続けました。
デスクワークだったし、他のスタッフの方も気を使ってくれたので、助かりました。