電話による通訳サービスのご紹介
オーストラリアのある機関に電話を掛けたい。でも、人と直接会って英語で話すのは大丈夫だけど、電話で英語となるとちょっと自信がなくて困ったことはありませんか?
そんな時は、オーストラリアでは、政府が提供している、英語が母国語でない人のための、電話による無料通訳サービスがあります。
そのサービスの名前は『TIS(Translating and Interpreting Service』
サイトはこちら(下記)です。
このサービスは、50年以上の経験があり、オーストラリア全土で3000人を超える、160以上の言語を話す契約通訳者へアクセスが可能となっています。また、 24時間年中無休なので、とても便利です。
税務局をはじめ、色々な機関に電話を掛ける場合でも無料通訳してくれるみたいなのですが、ただ、例外として、TISが契約していない機関にはかけられないようです。
この前、スーパーアニュエーションの件で、電話を掛けた時、英語がわからなくて主人に代わってもらいましたが、その時に振り込みの詳細をレターで送ってくれると言っていたのに、2週間経った今まだ届かないので、その件についてこのサービスを使おうと思って電話してみると、私のスーパーアニュエーションの会社AMPとは契約していないので、掛けられないと言われました。
ついでに、センターリンクにはかけられるか聞いてみると、センターリンク専用の通訳さんがいるらしいので、出来ないと言っていました。
電話料金や電話のかけ方は?
このサービスは、私も何回か利用した事があるのですが、自分が無料翻訳サービスTISに掛ける電話代は自分持ちで、無料翻訳サービスから自分がかけたい機関の電話代はかかりませんでした。
電話番号は13 14 50で、13から始まるので、固定電話からかけると、市内通話扱いになりますが、携帯からだと1分ごとに課金される場合があります。 3人でやり取りをするため時間がかかるので、かけ放題(Unlimited)プランではない場合だと、結構お金がかかってしまうかもしれません。
何年も前にTISに電話をした時は、「Japanese, please.」と言えば、日本語通訳のスタッフが出てくれたのですが、今回はちょっと違っていました。
まず音声ガイダンスで、「Which language・・・?」(どこの国の言語?)か聞かれたので、「Japanese」と答えました。ここまでは一緒ですね。そこから、「・・・Japanese. Is that right?」(あなたの希望している言語は日本語で合ってる?)と聞かれ、「Yes」と答えました。そして、最後に「・・・Register?」(レジスター、登録してる?)みたいなことを聞かれ、「No」と答えると、「All Right. Please Wait」(承知しました。お待ちください。)と言われました。
待つこと約5分、日本人の女性の方が電話に出て、「名前を教えて下さい。スペルも教えて下さい。」と言われました。そして、そのあと、「どこに掛けたいですか?」と聞かれ、「スーパーアニュエーションの会社のAMPです。」と答えると、その日本人の方は別のオーストラリア人らしき男性の方と英語で話して、その後「AMPとは契約していないので、かけられないです。」と言われました。
私が過去に掛けたことがある機関は、AMEPの事でTAFE。あと、シェアメイトさんと一緒にトラムの罰金の件で、TRANSLINKにもかけました。どちらも無料でした。(今も無料かどうかはわかりません。)前回の記事でも書きましたが、オーストラリア税務局ATOには無料でかけられるようです。
最後に
全部の機関に無料で通訳してくれるわけではないですが、オーストラリアは移民が多いので、こういった無料通訳サービスはとても助かりますね。
私が帝王切開で出産するときも、前日と当日に無料で通訳を付けてくれました。オーストラリア人と結婚した後、510時間無料でAMEPと呼ばれる英語のクラスを受ける事が出来たり、至れり尽くせりです。
結局、AMPに電話して、「日本語スタッフいる?」って聞いたら、「いない。」と言われたので、頑張って英語で会話しました。どうも、2週間前に頼んだレターは送られてないようなので、再度送ってくれることになりました。営業日3-5日で届くと言われました。今度こそ届いてほしいです。
どうしても、通訳がいない時は、何とか英語で頑張りましょう!
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