スポンサーリンク

友人が日本からオーストラリアに帰国、14日間ブリスベンのホテルで隔離中。

新型コロナウィルス
スポンサーリンク

日本からオーストラリアへ帰国した友人

日本に長期帰っていた友人が、オーストラリアに戻って来ました!


現在は、新型コロナウィルスの影響により、オーストラリアのレジデント(オーストラリア国民、市民権保持者、永住ビザ保持者)以外は日本からオーストラリアへの渡航が禁止されています。


彼女はオーストラリア人の旦那さんがいて、パートナービザを申請中でした。1年程日本にいたのですが、オーストラリアに戻ってきてすぐパートナービザが降りたそうです。これから2年はテンポラリーで、その後永住権がもらえる予定です。

今回、その友人の彼女に、詳しい情報を教えてもらって、ブログに書く許可も頂いたので、隔離生活について皆さんに色々情報を提供したいと思います。

フライト

まず、彼女は日本からオーストラリアのイミグレにビザの延長を申請したのですが、ダメだったみたいです。


で、オーストラリアに戻る事にしたらしいのですが、帰国予定の約1か月前から航空券を探し始めて、でもちょうどクリスマスの時期というのもあって、羽田空港からシドニーまでの直行約65万円とかなり高額で、他の経路を探したそうです。

それで見つけたのが、成田空港台湾シンガポールシドニーゴールドコーストでした。

こんなに経由しても、まだ割高の約34万。(でも、65万よりはマシだと思ってすぐ購入したら、実は
スクート航空のプレミアムエコノミー、シンガポール航空のビジネスクラスだったらしいです。)


シンガポールやオーストラリアは、入国時にPCR検査が必要ない国ではあるけれど、成田空港に着いた時に、まさかの台湾で一度出て、PCR検査が必要だった事が判明!

成田空港ではPCR検査の結果が出るまで約6時間かかるので、それだと彼女のオーストラリアのビザが切れる前に入国出来ないかもしれないので、カウンターでどうにかならないかお願いしたそうです。

すると、スクート航空の人がシンガポール航空に連絡してくれて、あと10分でターミナル1のカウンターに来れば、最後の一席に乗れますって言われて走ったけど間に合わず。。。

聞いた事のない予約サイトでチケットを取ったから、連絡も取れず途方に暮れていたら、ビザの関係でどうしても25日までに入国しないといけない事を伝えると、シンガポール航空の人がどこかに掛け合ってくれて翌日のラスト1席確保してくれて、追加料金9000円で成田からシンガポールまで直通シンガポールからブリスベンに直通、しかもすべてビジネスクラスに変えてくれたそうです。

かなり波乱万丈のフライトだったみたいですね。


ビザに関してですが、72時間前までに2種類のフォームをオーストラリアのイミグレサイトで登録しないといけなかったそうです。でも、そのおかげで出国の時に全部ビザの情報を登録したからか、オーストラリアではすんなり問題なく入国出来たそうです。

空港からホテルまでのバス

ブリスベン空港では、書類にホテル名が割り当てられて、アーミーと警察に誘導されて観光バスみたいなのに乗せられたそうです。

バスの中では、真横に人が座る事はなかったけど、通路挟んで反対側や前後には他のお客さんが座っていたみたいです。(多分、バス代は無料、または宿泊費の中に入っているんじゃないかと言っていました。)

ホテル

現在、ブリスベン空港からブリスベンシティの間にあるホテルに泊まっているそうです。

到着した人から、ホテルを割り当てられ、1人2週間一律2800ドル自己負担です。(日本円で言うと、約22万!高いですねー!)

カップルは2人で3710ドル4人家族(大人2人+子供2人)は4620ドル。(3-18歳未満の子供は1人に付き455ドルの追加料金がかかり、3歳以下は無料だそうです。)

注:ホテル滞在費の金額は、州によって違うみたいです。

2020年7月くらいまでは政府がホテルでの14日間の隔離にかかる費用を払ってくれていましたが、それ以降は自費となっています。


・1日3食付き

・Wi-fiは使い放題

お部屋も広く、きれいでおしゃれだけど、窓が大きいだけで開かなくて新鮮な空気がほしいーと言ってました。

実際に彼女が隔離しているホテルのお部屋の写真です。


・禁煙者も例外なく同じ条件で、隔離が終わるまでは部屋の外に一歩も出れず、禁煙セラピーが無料で受けられるけれど、メンタルヘルスがやばくなってきたら、カウンセラーと話せたりホットライン的なリストに載っている番号に電話する事が出来るそうです。(でも、ヘビースモーカーでどうしてもという人は、たばこを吸いに出してくれるかもしれないそうですが、彼女は吸わないので、不明です。)

洗濯物は1日5アイテムまで無料。(それ以上は1アイテムに付き5ドル。)部屋に空調があります。

テレビはオーストラリアの地上波オンリー

・ハウスキーピングサービスについては、タオルは3日ごと、リネンは7日ごと、アメニティは6日ごと、ゴミ収集は毎日。

・支払いは隔離が終わってからインボイスを受け取って30日以内と紙に書かれていました。

14日間の隔離を終えたら、ホテルを出る予定日の深夜0時以降に出てもいいらしいのですが、彼女はその日は泊って、午前中に旦那さんにお迎えに来てもらうみたいです。

スポンサーリンク



ホテルの食事

最初に、書類に食べられない物を書く欄があり、またベジタリアンにも対応していると言っていました。

食事はドアの前に置かれて、ノックされて2分したら開けて取ってもいいとの事。でも、アイスクリームの時はドロドロに溶けていたらしいです。

実際の食事の写真を頂きました。


欧米の食事ばかりが出るらしく、彼女が「ご飯が恋しい~」と言っていたので、私はおにぎりを作って、旦那さんに私の家に取りに来てもらい (私はブリスベンまで運転出来ないので)彼女に渡してもらいました。

旦那さんはフジマートに行って、彼女に頼まれた、納豆、豆腐、みそ汁、あとスーパーで卵や野菜などを買って持って行ったそうです。

おにぎりはその日に食べられる分4個(梅ぼし、サーモン、ゴマ昆布、しらすわかめ)だけにしました。というのも、冷蔵庫とケトルはあるけど、冷凍庫と電子レンジはないらしいのです。(超不便ですね。)

これは、旦那さんの差し入れと一緒に撮った食事の写真だそうです。



一度、寿司とてりやきチキンが入った和食っぽい食事が出たそうです。希望したわけではなく、勝手に出て来たそうで、日本人だから考慮してくれたのかもしれませんね。

今現在2週目で、1週目と同じメニューが出てるそうなのですが、若干違う物もあるらしく、突然2週目の終わりごろに日本の梨が出たりしたそうです。


食事のデリバリーは、スーパーマーケット、薬、お酒、ウーバーイーツなどのデリバリー会社から自費で頼む事が出来ます。

また、家族や友人からの差し入れ可

差し入れに部屋番号を書いて、ホテル入口のアーミーに渡すそうです。

そして、食べ物以外のデリバリーも可能ですが、火事を起こす可能性のある、トースター、サンドイッチメーカー、電子フライパンなどは、安全の為、デリバリー不可となっています。


PCR検査

PCR検査は、全部で2回。最初は4日目、2回目は10日目に行われます。

検査を拒否することも出来ますが、ウィルスが確実にない事を証明出来るまで、さらに自己負担で10日間隔離となるようです。

検査結果は1日~2日程陰性なら携帯にメッセージが届きます。(希望の方は電話でも可能)陽性なら電話がかかってきて次のステップについて話をするそうです。

彼女の場合、1回目のPCR検査の後、オーストラリアの携帯がまだ使えなくて、部屋に連絡が来るのかと思ったら来ないので受付に連絡したら、彼女が到着した日はみんな陰性だったから大丈夫のはず、と言われただけだったそうです。(何とも適当な…)

2回目のPCR検査も無事終了して、今度はちゃんと、「陰性だった」とお部屋に連絡が来たみたいです。

PCR検査が痛かったかどうか聞いた所、「アーっ」て言って、両方の鼻の奥喉の奥に長い棒を入れられたそうすが、2秒くらいで終わるので、不快ではあるけれども痛くなかったそうです。

隔離が終わった後

あと数日で隔離は終わりというある日、ランチバックの中に『ホテルを出発する際の注意事項』みたいな用紙が入っていたそうです。

その用紙に書かれている内容をいくつか抜粋してみました。

・用紙に表示されているQRコードで出発フォームにアクセスして、出発時間を予約します。
・出発の時間になったら、クィーンズランド警察の人がドアの所に来るまで部屋でお待ち下さい。
・クィーンズランド警察の人がお部屋からロビーまでエスコートするので、写真付きのIDを持参して下さい。
・ホテルにいる間は自分のマスクをして下さい。(ホテルからは支給されていません。)
一般の人(お迎えの人など)は出発時、ロビーに入る事は出来ません。
・ホテルからの交通手段はお客様の判断とご負担になります。
・ホテルはタクシーサービスを手配する事が出来ます。(実費)
・あなたが財政援助を受ける資格がある場合は、クイーンズランド州の警察署の巡査を介して無料のタクシーを予約
する事ができます。



最後に

あと数日で隔離が終わると言う時の、ランチの写真をもう一枚頂きました。

この、写真の上のやつって、子供のお菓子ですよね? ランチですよ。それに、炭水化物がない! パン1個乗せるだけでいいのに、なんでお菓子なんでしょうね。。。右下のチキンも、ほとんど骨だったみたいです。(その日の朝食も炭水化物なかったみたいです。)男の人なんて量が全然足らないでしょうね。


また旦那さんが差し入れに行くなら、今度はお弁当でも作ろうかと思ったのですが、旦那さんの都合が悪く行けなかったみたいです。彼女も、あと数日で隔離生活も終わるし頑張れるって言っていました。

1人で14日間、窓が開かない部屋にいるのってホント辛いと思います。

あと数日間、頑張れー!

記事を気に入って頂けたら、クリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ

新型コロナウィルス
スポンサーリンク
ゆりのすけをフォローする
オーストラリア(ゴールドコースト)の主婦生活

コメント

タイトルとURLをコピーしました