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オーストラリアに住んでいる場合の日本の国民年金

オーストラリア情報
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海外転出届を出して、国民年金免除

私はワーキングホリデーを含め、オーストラリアに住んでいる約16年間は、市役所で海外転出届を出していて、国民年金は払っていません。

海外在住で、海外転出届を出す場合は、国民年金の支払いは免除されます。その期間はカラ期間として受給資格期間に計算されますが、その期間に払っていなかった分、ちゃんと払っていた人に比べると、将来もらえる金額が少なくなります。ただし、2年以内に、払っていなかった期間の分を払う事が出来るようです。

実は、私は数年に1回、日本に一時帰国する時、病院にも行く事が多い為、海外転出から住民票を移して、国民健康保険にも加入するのですが、そうなると、「国民年金も支払って下さい。」と言われるのですが、もう10年の受給期間は満たしているし、お金に余裕がないので、いつも「国民年金免除お願いします。」と言ってます。

もしも長期日本に帰る場合は、免除してもらえるかわかりませんが、ここしばらくは、私たち家族は数週間しか一時帰国してないので、なんとか免除してもらっています。

自分が何年国民年金を支払っているか知る方法

受給資格期間前は25年だったのですが、2017年10年に短くなりました。これは私としてはとてもうれしい変更でした。私は22歳から29歳までの約7年間会社勤めをしていたので、約7年間は国民年金を払っていたのですが、あと3年足りないと思っていたら、大学生の時に母が払ってくれていたようで、ちょうど10年と数か月支払った事になっていました。

実家にある年金手帳から、自分の基礎年金番号を教えてもらい、日本年金機構に電話すると、自分がどのくらいの期間国民年金を納付しているか教えてくれます。私は海外から電話で聞きました。

10年だとかなりもらえる額は少ないと思いますが、ないよりは少しでもあった方が助かります。

ただし、日本から年金をある程度もらうと、将来オーストラリアで、老齢年金(Aged Pension) をもらう時に、その分オーストラリアの年金の金額を減らされてしまうのかな?と不安に思います。もし機会があれば、調べてみたいと思います。

オーストラリアの年金

オーストラリアでは、老齢年金(Aged Pension)スーパーアニュエーションという退職年金があります。

● 老齢年金 (Aged Pension)

老齢年金 (Aged Pension)65歳くらい(2019年10月現在)になると、国から支給される年金です。年金の金額は、その人のその時の収入や資産によって変わってくるらしいのですが、私の(亡くなった)義理の母は、2週間に1回900ドル程(5年くらい前の話です)もらっていました。

この老齢年金 (Aged Pension) は、日本の国民年金とは違っていて、毎月国民が支払う義務はありません。どうも、税金でまかなわれているそうです。すごいですね!(でも、密かに私は、ビザ代が高くなっているのは、この年金の為?と思ったりもしています。)

日本人でも、市民権を持つ人や10年以上オーストラリアに住む永住者は、今現在(2019年10月)では、老齢年金 (Aged Pension) がもらえるようですが、将来は市民権を持っていないともらえなくなる可能性もあると、私の周りではうわさされています。(あくまでうわさです。)

●スーパーアニュエーション

また、スーパーアニュエーションは、国民が企業で仕事をして、給料の9.5パーセントが給料とは別に企業から支払われ、それを積み立てていくシステムです。

スーパーアニュエーションの会社が投資をしているみたいなので、私は現在は仕事をしていないのに毎年増えて行っています。

また、ワーキングホリデーや学生ビザの場合は、日本に帰る時に、引き出して持って帰ることが出来ますが、手数料は結構取られるようです。

永住など長期オーストラリアにいる場合は、55-60歳くらいになると(2019年10月現在)引き出せるようです。


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疑問に思う事を日本年金機構に聞いてみました

●オーストラリアの市民権を取得しても、日本の年金はもらえる?

A. もらえます。

オーストラリアの市民権を取得すると、日本の国籍&パスポートを捨てる事になりますが、今まで払ってきた年金はもらえるそうです。

●永住者で受給資格期間が7年間の場合、もらえないのか?

A. 永住者で10年に足りない年数分オーストラリアにいれば、多分支払った分だけもらえます。

答えは定かではないのですが、もしあと3年足りない、でも、3年間払い続けるのは、経済的にきついという方、もしかしたらもらえる資格があるかもしれません。

オーストラリアと日本は『日豪社会保障協定』を結んでいるので、永住権を持っていて長くオーストラリアに住んでいる場合、合わせて10年以上とみなされる可能性があります。

私が電話した時に教えてくれたスタッフは、合わせて10年とみなされる。と言っていましたが、本当にそうなのか、今後は変更になるかもしれないので、確実ではないですが、気になる方は問い合わせしてみてはいかがでしょうか?

ただし、老後にもらえる金額は、支払った年数分しかもらえないと思います。

●海外在住で年金を受け取る方法

A. ホームページから年金請求書をダウンロードして、オーストラリアの公的な書類を、海外から郵送で送らないといけないみたいです。


昨年電話した時は、年金をもらえる年齢が近づいたら、日本の実家にレターが届くと聞いたのですが、この間電話した時は、年齢が近くなったら、海外在住の場合は、自分で申請しないといけないと言われました。

●国民年金は海外の口座にも振込みしてもらえる?

A. してもらえます。

日本での送金手数料はかからないけれど、オーストラリアでの銀行の手数料はかかると言っていました。振り込みは2ヶ月に1回、偶数月にしてもらえるそうです。これは、良心的ですね。

まとめ

上記内容は、2019年10月頃に調べた事ですが、もしかしたら間違っているかもしれないし、もしかしたら将来は色々と変更になるかもしれませんので、その都度、問い合わせて頂いた方が確実だと思います。

オーストラリアの年金も、私が年金をもらえる頃には、もらえる年齢は70歳からになっている可能性があります。それまで生きていられるかどうかもわかりません。もし生きていたら、家のローンも終わって、生活するのに困らない程度の年金が頂けていたらありがたいと思います。

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