過去の記事
↓私の家のペット紹介記事です。
今回Vetに連れて行ったのは、上記記事の中に出てくる愛犬『ケイド』です。
上記の記事の後、ケイドに抗生物質を2週間あげても、血尿が出ていたので、Vetで血液検査と去勢手術をしてもらう事にしました。
電話で予約しました。
手術前日
手術の前日にVet(動物病院)から去勢手術に関する注意事項のEメールが届きました。
去勢手術に関する注意事項
・手術の前日は夜8時以降は食べ物を与えないで下さい。
・水は前日の夜の間、少しなら与えても大丈夫です。
・当日の朝6時前までに少し水を与えても大丈夫です。
・フォームの記入があるので、予約の20分前までに来てください。
私の家では、通常夕方5時-5時半に晩御飯をあげるのですが、後でお腹が空いたらかわいそうだと思ったので、手術の前日は、遅めの夜6時半に晩御飯をあげて、7時半頃にデンタルスティックをあげました。
外にずっと置きっぱなしにしているお水は、私が寝る前に減らして、手術当日は頑張って朝早起きして、朝6時にお水を捨てました。
手術当日
●受付にて
手術の20分前にはVetに到着しました。
少し待たされて、いくつか質問されて、主人がフォームにサインをしました。質問は、予防注射をしているかとか、ノミやワームの薬はいつあげたとか、マイクロチップは入っているかなど聞かれました。
●Vetの個室にて
その後、ケイドと一緒に通された部屋に入ると、手術をしてくれる女性が来て、「今日は去勢手術(
castration )で合ってる?」と確認され、色々説明してくれました。
また、血液検査では出血している理由はわからないと言われたのですが、他の病気や異常が見つかる可能性もあるらしいので、一応してもらう事にしました。
ケイドの手術は、今日2番目(11時-12時ぐらい)に行われるので、またお昼頃に連絡しますと言われました。
●Vetから連絡が来ない
お昼頃に連絡があると言われていたので家で待っていたのですが、なかなか連絡がないので、夕方4時頃に電話しました。すると、「忙しくてなかなか連絡できなかったわ、ごめんなさい。あなたの犬が起きているか見てくるわね。」と言って、少し待つと「ちょうど起きたみたいだから、いつでも迎えに来ていいわよ。」と言われました。
●Vetにお迎え
その後すぐに迎えに行くと、私たちの声に反応したのか、奥からケイドの鳴き声が聞こえてきました。本当は、去勢手術が失敗して死んじゃったらどうしようと心配だったので、鳴き声を聞いて安心しました。
また、血液検査は全く異常なしと言われました。
でも、出てきてビックリ。
こんなものが首に巻かれていました。
車にジャンプして乗る事は難しいと判断して、主人が抱っこして乗せました。
去勢手術後に気を付ける事
●Eメールで届いた術後に気を付ける内容
Eメールで届いた手術後の注意事項
去勢手術でVetに預けている間、手術後の注意事項のメールをもらいました。
・今夜は室内に入れて暖かくしてください。
・術後10日~14日の間に患部の写真をVetメールで送信してください。
・ランニング、ジャンプ、激しい活動などはさせないで、静かに休ませてください。
・縫合糸は乾いた状態に保つ必要があるので、しばらく水泳や入浴は避けて下さい。
・縫い目をなめないように注意してください。
・今夜は少量の食べ物と水だけを提供してください。
・明日の朝から、通常どおり食べ物と水をあげても大丈夫です。
退院後の注意が必要な兆候
・縫合線周辺の過度の発赤または刺激
・縫合糸の周りの腫れやしこり
・傷や生殖器からの不正出血
・嘔吐、下痢、食欲不振または血便
・縫合糸を噛む
・傷からの縫合糸の破損または異臭
・尿失禁(尿漏れ)
・帰宅後2日以上便なし
●Vetで教えてもらった術後に気を付ける内容
今日は痛み止めの注射をしているので、薬はあげなくて大丈夫だけと、明日から毎朝4日間、痛み止め&化膿止めの薬をあげるように言われました。もらった薬は2つで、半分に割ってあげるように指示されました。
今日の夜から水もご飯もあげていいけど、量はいつもの半分くらい、少なめにと言われました。食べなかったら食べなくていいとも言われました。
首につけている物は、短時間取ってもいいけど、その間は手術した患部を舐めないように見ていてと言われました。そして、このへんてこな首につけている物を2週間もつけていないといけないそうです。
血液検査で血を取った後の腕にテープが巻かれていましたが、30分後に外していいと言われました。簡単に外れました。
抜糸は必要ないそうです。
また、犬をもう一匹(ルナ)飼っていると言ったら、もしその犬がラフ(乱暴)なら、一緒にしない方がいいと言われました。ルナは大きくてラフな性格ので、室内と室外で分けて、しばらくは一緒にしない事にしました。
血液検査と去勢手術代
(エリザベスカラー、術後の鎮痛剤、当日預かり代、麻酔代を含む)
合計 510ドルでした。
Elizabeth Collar
手術後の犬の首に巻き付いている物の名前は『Elizabeth Collar(エリザベスカラー)』というようです。また、『Corn of shame』ともいうらしいです。
手術の後に、患部を舐めて傷が悪化してしまう事を防ぐ為に使われている物らしいです。
透明なので、視界は見えやすいとは思うのですが、ケイドは初めてで慣れない為、色んな所にぶつかっていました。
Vetにいる時はわからなかったですが、家に帰ってから思ったのが、ケイドについているエリザベスカラーは体に対してとても大きく重いような気がして、かわいそうになりました。ネットで調べると鼻より3センチ長いくらいのがちょうどいいサイズと書かれていて、長さを図ってみると、ケイドの鼻から6センチもあったので、主人がハサミで3センチ程切りました。
すると、前より全然軽くて、ちょうどいい長さになりました。
でも、3センチ切るために一度外したのですが、外すのも大変だったし、また取りつけるのにもかなり苦労しました。(取り付け方を忘れてしまったので、取る前に写真を撮っておけば良かったです。)
また、首輪があるのに、白い紐が愛犬の首に巻かれていて、その白い紐にエリザベスカラーが取り付けられていました。主人が勝手に白い紐は切ってはずし、首輪にエリザベスカラーを取り付けました。
「取り外しが簡単で、軽くて、ちょうどいいサイズのエリザベスカラー、ペットショップで高すぎない値段で売っていないかなー。」とネットで探しましたが、いいのが見つかりませんでした。結局、主人が3センチほど切ったので、今回は買わなくていっか、という事になりました。
次の日に主人が電話でVetに「エリザベスカラーが大きすぎたから切ったよ。」と伝えると、患部を舐めない大きさなら切っても大丈夫と言われたそうです。
手術当日の夜
ご飯は「ドライフードでもウェットフードでもどちらでも好きな方をあげていい。」と言われましたが、ドライフードは全然食べようとしなかったので、ウェットフードをいつもの4分の1くらいあげました。
お水は何回かあげようとしましたが、嫌がって飲みませんでした。
トイレも行くかなと思って何回か外に出したのですが、全然しませんでした。
ルナがケイドに近寄らないように、ルナは先に犬用のゲージに入れてから、ケイドを短時間外に出しました。
通常はルナもケイドも外で過ごしていましたが、ケイドだけ夜しばらくは家の中で過ごさせる事にしました。でも、家の中でおしっこをされたら困るので、私は手術当日、ケイドと一緒にリビングで寝ました。ケイドが夜中時々クンクンなくので、起き上がって見ると、傷が痛いのかわかりませんが、トイレに行きたいわけではなさそうだったので、外には出しませんでした。その夜、これを何回も繰り返したので、私は睡眠不足になりました。
次の日の夜以降は、さすがにまたリビングで寝ると睡眠不足が重なって、体調を崩してしまいそうだったので、ケイドが鳴いても聞こえるように、私たちが寝ている部屋のドアを開けっぱなしにして、ケイドはリビングに寝かせて、私は自分のベットで寝ました。
手術の次の日
エリザベスカラーが邪魔で、ケイドは朝から色んな所にぶつかっています。いつも寝ている椅子にジャンプしようとして、エリザベスカラーが椅子にぶつかって、ジャンプに何回も失敗しました。
夕方になると、ちょっと慣れて来たのか、あまり段差がある所にぶつからなくなりました。
Vetから「ケイドの調子はどう?」と電話があり、「なかなか水を飲まないし、おしっこもしない。」と伝えると、明日の夜まで全然しなかったら連れて来てと言われました。
水はお昼頃に少し飲みました。
ご飯はドライフードは相変わらずあまり食べませんが、ウェットフードはたくさん食べました。
しかも、昨日に比べて元気になって動きが活発になってきたような気がします。
手術後2日目
ケイドは日に日に元気になっているような感じがします。
元気すぎて、エリザベスカラーを付けたまま私の近くに寄ってくるので、エリザベスカラーが私の足に当たって痛いです。
お水も少しずつ飲むようになってきましたが、おしっこをしないのでそれがちょっと心配でした。
通常、夕ご飯を食べるといつもおしっこをしていた事を思い出し、同じ状況にしたらおしっこをしてくれるかなと思って、いつもの場所で、いつものようにご飯をあげたら、やっとおしっこをしてくれました。しかも尿の色は赤くなくて黄色でした。(良かった!)
便がまだ一度も出てないのが気になります。
手術後3日目~4日目
3日目の夜も夜中ずっと家の中にいたのですが、4日目の朝に、小さなコロコロとした硬いものが家の中の床に2つ転がっていました。どうもケイドのうんちっぽいです。猫もいるけど、猫のではなさそうです。
そして、お昼に外に出した時も、庭でうんちをしていました。(やっと出てくれて安心しました。)
もう一匹の犬ルナは、最初の1日~2日間はケイドに近寄ってきて、ケイドの患部を舐めてしまいそうになったので、何度も「ダメ!ダメ!」と言いました。それで理解したのか、3日目くらいには察したのか、ここ最近はケイドに絡んで来なくなりました。
家にいる猫が、エリザベスカラーをつけているケイドを見て怖がっていました。(猫から見ても、変な物付けてるなと思ったんでしょうね。)
最後に
結局、手術から一度も夜中にトイレで起こされる事はありませんでした。
が、去勢手術後ってこんなに大変だとは思いませんでした。
もし将来また別の犬を飼う機会があれば、既に去勢されている犬がいいなと思いました。
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