2020年4月からの収入サポート内容
主人は、2020年4月末頃からJob Keeperで、2週間分の収入がGross(支給総額)で1500ドルなのですが、実際は税金を引かれるので、Net(手取り)約1300ドルもらっています。Job Keeperになる前にもらっていた金額より、お給料が減ってしまったので、私は同様4月後半にJob Seeker に登録して、5月より2週間に1回、Job Seeker Paymentをもらっています。
Job seeker paymentの金額はその人の状況によって異なってきます。
私は現在パートナーがいるので、上記の表より、2週間で510.80ドル+コロナサプリ550ドルなのですが、私の場合色々引かれて( 多分、家のレント収入を含むパートナーが2週間稼いだ$ 996を超える1ドルごとに25セント削減されて、) 300ドル台+コロナサプリメント550ドルも出ています。とてもありがたいです。
Job Keeper Paymentの変更
現在ビクトリア州では第2波が来て、コロナウィルス感染者は約3700人、一部ロックダウンとなっているので、まだまだ景気回復には時間がかかりそうです。
現在のJob Keeperは2020年9月27日までとなっていましたが、6カ月延長となりました。
●もし解雇になったら
私の主人は現在Job Keeperではありますが、それも9月13日までと言われており、その後はJob Keeperを維持できるのか、解雇されてしまうのかわかりません。
もし9月以降に解雇されてしまったら、シングルの人は銀行口座に5500ドル以上、パートナーや扶養家族がいる人は11,000ドル以上の残金があると、Job Seeker Paymentはすぐもらえず、その人の資産によって、もらえるのに何週間待機しなければならないかが変わってきて、最大13週間ほど待たなくてはいけなくなる可能性があるらしいです。
●Job Keeper Paymentの減額
もし9月中旬からJob Keeperを維持出来たとしても、9月28日よりJob Keeperが減額になります。
また、フルタイムとパートタイムの2つに分類され、それぞれで金額が変わります。
2020年3月前に労働時間が1週間20時間以下だった場合、パートタイム扱いとなり、さらに金額は減ります。
日付 | フルタイム(2週間分) | パートタイム(2週間分) |
2020年9月28日-2021年1月3日 | $1200 | $750 |
2021年1月4日-2021年3月28日 | $1000 | $650 |
上記の表から見ると、9月からもJob Keeperになったとしても、$1200ドルからさらに税金が引かれるので、手取りが$1000くらいになる計算となります。
来年1月以降は、さらに減り、$1000になるので、手取りが$900弱となるかもしれません。これはきつい!
Job Seeker Paymentの変更
●Job Seeker Paymentの減額
Job Seeker Paymentと一緒に支給されていたCoronavirus Supplementは2020年9月24日までとなっていましたが、2020年12月31日まで延長となりましたが、2週間で$550が$250に変更になります。
月にもらえる金額が600ドルも減ります。
2021年1月以降はまだ未定のようです。
●収入の上限
現在はJob Seekerの人が2週間に106-256ドルの収入があると、1ドルに付き50セント引かれ、2週間に256ドル以上の収入がある場合だと75ドル+256ドルを超えた1ドルに付き60セント引かれていたのが、9月25日以降は、2週間で最大300ドルを稼ぐことができるようになるみたいです。ただし、2週間あたり300ドルを超える収益を得る場合、1ドルあたり60セントずつ減額されます。(状況により若干異なるかもしれないです。詳しくはこちらの『Centerlink/Job Seeker Payment 『Income Test』のサイトより)
●Mutual Obligation(相互義務)
JobSeekerのメンバーには、Mutual Obligation(相互義務)が再導入されます。今年4月辺りからずっと免除となっていたMutual Obligationですが、6月9日から一部再開されていました。私の知り合いの中には、センターリンクから電話があり、月に4回就職活動をするように言われた人もいますし、週15時間のボランティアを再開した人もいました。ただし、『従わなかった場合の支払い停止または罰則なし』とも書かれていましたので、私は特に何もしていませんでした。
そして、2020年8月4日からは、雇用サービスに再接続し、月に4回の就職活動を行う必要があります。今後は、プロセスを通じて提供された仕事を受け入れる義務があり、求職者が正当な理由なしに適切な雇用の提案を拒否した場合、支払いをキャンセルされる可能性があり、所得支援に再申請するまで4週間待つ必要があるかもしれません。 (Centerlink/Job Seeker Payment『News/Gradual return of mutual obligation requirements』のサイトより)
私はセンターリンクからMutual Obligationをして下さいという電話がかかって来なかったので、Job Seekerの人数が多すぎてまだ電話が回って来ていないだけかなと思ったら、7月14日にmyGovのInboxにメールが届いて、2020年10月19日までMutual Obligationは特別な家族の状況により免除と書かれていました。(旦那さんがJob Keeperで私と同じように子供が2人いる友人は6月9日より月4回の就職活動をしています。彼女と私の環境の違いといえば、彼女はコロナが出始める前からカジュアルで仕事をしていた事、その違いなのかは不明で、私がなぜ特別な家族の状況なのかはわかりません。)
ただ、7月24日に私にもこのメッセージが届きました。
『8月4日からMutual Obligationをしないと罰金の対象になるかもしれない』という内容ですが、私は10月19日まで免除というメールが来ているのに届いたので、免除の人にも一斉に送っているメッセージなのかもしれないです。
●パートナーの収入テストの変更
Job Seeker Paymentの受給資格を持つパートナーの収入上限は、2020年3月以前は48,100ドルくらいでしたが、2020年4月から79,762ドルとなり、2020年9月末からは2週間で3,086.11ドルまで、または年間80,238.89ドルとなるようです。(4月以降と9月以降の収入の違いは2週間で約18ドル、ほとんど変わらないですね。)
以前は、JobSeekerの支払いは、パートナーが2週間稼いだ$ 996を超える1ドルごとに25セント削減されていました。 これが、パートナーが2週間ごとに1,165ドル以上、または、年間80,238.89ドルを稼ぐごとに、支払いが1ドルごとに27セント削減されるように変更されます。Centerlink/Job Seeker Payment/news/『How Coronavirus Supplement and eligibility for some income support payments are changing』のサイトより
上記から自分なりに計算をしてみたのですが、現在私の家にいるシェアメイトさんは2人で、1人募集中なのですが、週100ドルのレントでもう1人新しいシェアメイトさんを入れたとしても、週25-27ドルくらいは、センターリンクに持って行かれる計算になります。
まとめ
以上の事から、9月以降はオーストラリア政府の財政が厳しくなってきているのか、サポート収入はどんどん減っていく傾向にあります。
現在ビクトリア州は感染者が沢山いますが、ニューサウスウェールズ州も少し感染者が増えてきています。ニューサウスウェールズとクィーンズランド州は申請すれば、国境を行き来出来るので、今後、失業者数が減って来たクィーンズランド州の感染者が増えてしまわないか心配です。またコロナ感染者が増えて、前のように失業者が増えると、財政難となり、もっと支給額が減る可能性もあるかもしれません。
9月以降の為に、今センターリンクから支給されているJob Keeper PaymentとJob Seeker Paymentを無駄使い過ぎないようにしないと気を付けようと思いました。
コメント