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5年ぶりの日本③ サイクロンでジェットスター遅延、関西空港到着

トラブル、災害
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スーツケースの受け取り

関西空港には、夜中の1時頃に到着しました。


ケアンズ空港のチェックインカウンターで、私たちは早い段階でスーツケースを預けていたのですが、関西空港でのスーツケースの受け取りは、最後の方にチェックインしていた日本の修学旅行生たちのスーツケースが先に出て来ていました。


修学旅行生がみんな荷物を受け取っていなくなった段階で、急にスーツケースが出てこなくなりました。


30分くらい待たされました。


その後、「スタッフ不足でご迷惑をおかけしております。」とアナウンスが流れ、やっとスーツケースが流れ始めて、臨時バスに間に合うか心配でしたが、他にもたくさんスーツケースを待っている人がいたので、臨時バスも待ってくれるだろうと思っていました。


午後7時頃到着予定だったのが、深夜1時に到着したのですから、関空のスタッフもほとんどいないんだろうなとは思いましたが、検疫のスタッフはたくさんいました。


Visit Japanのアプリ


周りの人たちから、今は【VIsit Japan】のアプリに登録していくと、飛行機の中で紙を書かずに、短時間で検疫を通過出来ると聞いていたので、家族4人分の検疫登録と主人の外国人登録をしていました。


飛行機の中で配っていた紙はもらわなかったのですが、『問題なく、アプリでいけるかな?』と心配でした。

スーツケースを受取り、検疫に行って、スタッフに【Visit Japan】のアプリQRコードを見せたのですが、「登録内容が違いますね。」と言われました。


私は、「え?何が違うんでしょうか?」と聞くと、「えーと、到着の日付が違いますね。」と言われ、私は「それは、本当は昨日の到着予定だったので…」と言ったのですが、「とりあえず、変更してもらえますか?」と言われて、あれ?どうやって変更するんだろう、サイトにどうやって行けばいいんだっけ?とオロオロしていたら、別のスタッフが来て、「もうしなくていいですよ。そのまま行って下さい。」と言ってくれました。

まさか、スムーズに行けると思って登録していた【Visit Japan】のアプリで足止めされるとは、思っていませんでした。


臨時バスを待つ

やっと外に出て、今度はケアンズのスタッフが言っていた【臨時バス】を待つ事にしました。


どこで待つのかわからなかったのですが、(もうバスの便がない)バス停辺りに30-50人くらいの人が待っていたので、私たちもそこで待つ事にしました。



果たして、大阪市内までバスが行くのか、他の場所にも行くバスがあるのか全然わからなかったのですが、外は寒いけれど、主人が外で荷物と一緒にバスを待っていてくれて、私と子供たちは暖かい空港内に入ったり、外に出たりして、とりあえずバスを待つ事にしました。


空港内に入った時、ケアンズの空港で話しかけられた日本人女性とまたバッタリ会って、彼女も「機内で機長が『臨時バスを5-6台出す』とアナウンスで言っていましたよね。」と言っていました。(私はバスの台数までは聞き取れませんでした。)


そして、30分くらい経った頃、バスが来ないので、ほとんどの人があきらめて、タクシー乗り場に行ったり、空港の中に入ったりし始めました。


タクシーで行くか?

私たちは結局1時間待って、あきらめてタクシー乗り場に行ってみました。バス乗り場はタクシー乗り場から歩いて1分もかからないくらい。


すると、10数人くらいがタクシーを待っていました。2人組のカップルや4人組のご家族もいて、私たちの番は早くて4番目くらいかなと思いました。ちょうど、1台タクシーのドライバーさんがお客さんの荷物を乗せていたので、「すみません、大阪駅まではいくらぐらいかかるかわかりますか?」と聞くと、「大体2万5-6千円ですね。」と言われました。


2万5-6千円はめちゃくちゃ高いけど、すぐに来るならタクシーで行こうと主人が言っていました。でも、関空の夜のタクシーは台数があまりないらしく、また自分たちでタクシー会社に電話して来てもらわないといけないらしく、何時間後に来てもらえるかわからないそうで、寒い外で何時間も待つのは耐えられないし、結局、関空の建物の中で、早朝のリムジンバス出発時間(午前6時40分)まで起きて待つ事にしました。関空の中は全然寒くなかったです。


夜中の関西空港探索

まず最初に、関空の隣の建物にある、24時間営業のカフェ【NODOKA】に長女と2人で行ってみる事にしました。


受付のスタッフに「個室は空いていますか?」と聞くと、「一部屋だけ空いています。」と言われ、「どんな感じの部屋ですか?」とまた聞くと、「すぐそこなので覗いて見てみます?」と言ってくれて、覗いて見ると、ソファが1つで1人しか寝れなくて、これはダメだと思いました。


また、芝生エリアも覗いてみたのですが、真っ暗で、床に何人か雑魚寝をしていて、これはお金を払ってまでしたくないなと思いました。


で、結局、カフェで朝まで過ごすのはやめて、空港内をウロウロしてみましたが、ほとんどのイスは沢山の人が寝ていて、私たちが横なって寝れそうなイスはありませんでした。


私たちは2階のローソンの近くのイスに座って、臨時バスを待っている時にたまたま少し話をしたお母さん(アジア人)と娘さん(ハーフ)と仲良くなり、ずっと起きて世間話をしていました。みんな全然寝てません。




ローソン以外にはマクドナルドが空いていたので、みんなで夜ご飯?(朝ご飯?)を食べました。



すき家もありました。




公衆電話

ヒルトンホテルに電話をして、早朝のリムジンバスで行く事を伝えなければと思ったのですが、公衆電話が見当たりません。


ローソンのスタッフに「空港内に、公衆電話無いでしょうか?」と聞くと、「ごめんなさい、ちょっとわからないですね、あちらにインフォメーションがあって、受話器を取ると関空のスタッフとつながるので、そこで聞いてみてもらえますか?」と言われました。とても親切でした。




そして、歩いて1分もかからない所にあるインフォメーションの受話器を取ると、男性スタッフに繋がりました。




公衆電話の場所を聞くと、1階にシムカードの自動販売機があって、そこに公衆電話が2台ある事を教えてくれました。


公衆電話を見つけて、ヒルトンに電話して、早朝バスで行く事を伝えましたが、①到着したらレセプションに荷物だけ預けて出かけるか、②昨日の夜からの宿泊料金を払って、部屋で少し寝てから外出するか迷っていて、でも到着してから決めてもらったのでいいと言ってくれました。荷物だけ預ける場合は、キャンセル料金も取らないと言ってくれました。


結局、私たち家族はみんな一睡もしていなくて疲れているし、1部屋(ツイン)約8000円×2部屋×2泊分予約していたのですが、1人5000円する朝食のバッフェが4人分×2日分無料でついて来てお得だったので、結局、昨日の夜からの宿泊代を払い、シャワーを浴びて、少し寝てから外出する事にしました。

臨時バスは?

公衆電話の場所を教えてくれたインフォメーションのスタッフに、ついでに「ケアンズのジェットスターのスタッフが臨時バスを5-6台出すと言っていて、30-50人くらい外でずっと待っていたのですが、全然来なくて、みんな諦めてタクシーを使ったり、空港内で過ごしたりしているのですが、臨時バスの件何かわからないでしょうか?」と聞くと、「私は何も聞いてないですが、日本のジェットスターに電話して聞いてみますね。」と言ってくれました。


すると、「日本のジェットスターの人が言うには、ケアンズのスタッフが勝手に言っているだけで、臨時バスは出したことないです。もしタクシーを利用されて、領収書をもらって、ジェットスターにクレームしても、そのお金が降りるかどうか保証は出来ないそうです。と言っていました。」と教えてくれました。


それを聞いて、かなりショックでした。ジェットスターの日本とケアンズのスタッフ間でのコミュニケーションがちゃんと出来ていなかったせいで、何十人もの人が寒い外で来ないバスを長い間待っていました。「あの時間を返して~」と思いました。

4週間後、帰りにケアンズに寄った際、臨時バスを出すと言っていた女性スタッフが、スーツケースを預ける時の担当になったので、主人が臨時バスは来なかった事、私が日本のジェットスターの人から聞いた話(臨時バスは出したことない事)も伝えました。すると、私たちがオーストラリアに帰る4週間後まで、その事を知らなかったようで、謝罪してくれました。





続く



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