オーストラリアの小学校新学期
長いスクールホリデーが終わり、新学期が始まりました。
こっちには、入学式も、始業式もありません。
学校の入り口で子供たちをドロップオフ
新しい学年で、新しいクラスなのですが、いつも通り、娘たちを学校の入り口に車で降ろしてバイバイしました。「新学期の初日だし、新しい教室まで一緒に行こうか?」というと、「ううん、いい、一人で行く。」と言われました。
帰りも、私は教室までお迎えに行かず、お迎えの場所辺りでピックアップします。
新しく、プレップ(小学校1年生より1個下の学年)が入学するので、今朝は、道路はすごく混んでいました。
しばらくはプレップは両親が教室まで連れて行き、帰りも、1ターム~2ターム目くらいは教室の前で、先生が生徒の名前を呼んで両親に直接引き渡しするので、この時期は、車を道路などに止めて、歩いて迎えに行く人が多く、近くの駐車場や路駐の車で込み合います。
学校の制服
新学期になると、1週目で、何曜日にPE(体育)があるか教えてくれるので、PEのある日は、ワンピース(女の子)やブラウス(男の子)の制服ではなく、ポロシャツとスコート(ズボン)の制服を着ていきます。
でも、いきなり新学期1日目に、PEがある場合もあるらしいです。
だからと言って、前もって学校から連絡はありません。
その辺は、オーストラリアって感じです。
ほとんどのオーストラリアの学校がそうだと思いますが、日本のように、学校に行って着替えたりすることはありません。
PEがある日とない日で来ていく制服が変わってきます。
時々、PEがある日に、ワンピースを着て来たり、PEがないのに、ポロシャツを着てくる子がいます。
時々、クラスの半分がポロシャツで、半分は通常の制服を着ていて、「いったい、今日は本当はどっちの日なの?」って思う事もあります。
間違って制服を着てきても、こっちは全然怒られないみたいです。
その辺は、日本と違って、強制って感じがしなくていいと思います。
学校行事
学校の行事の連絡が突然来ることもあります。
「もっと早く言ってよー」っていう事もしばしば。
週に1度、学校のニュースレターがEメールで届くので、そのニュースレターに行事が書かれているのですが、最初は慣れないと、どの行事がどの学年の行事で、どんなものなのかわかりません。
授業中のトイレ
日本だったら、授業中にトイレに行く人はほとんどいませんが、こっちは、みんなよく授業中にトイレに行く子をよく見かけます。
1人トイレに行きたい子がいたら、多分先生が他にトイレに行きたい子がいないか聞いて、だいたい2~3人で一緒にトイレに行っているみたいです。
教室の外に出て、自分のバッグをゴソゴソしている子や、授業中に、水を飲んでいる子もよく見かけます。
この辺りも、日本とオーストラリアの学校の違いが見られます。
登校&下校&昼休み
朝の登校時間、休み時間、下校時間になると、学校内に、時々先生たちが見張りをしています。
朝の登校時間と休み時間は、子供たちが危ない遊びをしていないか見ているようです。
上の学年の子たちと下の学年の子たちの遊び場は分かれています。
下校時間になると、走っている子がいたら、先生が笛を吹いて注意しています。
朝は、学校に遅れても走っている子は誰もいません。学校に遅れてもほとんど怒られないみたいです。
学校のベルが鳴って、そのあとに教室に入る場合は、オフィスに行って、チケットをもらいに行くらしいです。
そして、成績表をもらう時に、学校に遅れた日、休んだ日が書かれているみたいです。
うちの子たちは学校に遅れていくことがないので、遅れた日が成績表にかかれているかはっきりはわかりませんが、欠席した日は書かれていました。
うちの子たちの学校は、小学校は8時55分始まり、高校は9時始まりですがいつも、8時10分から8時30分の間の
早い時間帯に学校に行きたがります。
早めに行って、お友達と遊んでいるみたいです。
ランチが2回
また、オーストラリアの小学校は給食がなくて、お弁当です。
うちの娘たちの学校は、1日に2回ランチがあって、1回目のランチは、スモールランチと呼ばれ、下の娘は、フルーツとスナック菓子を持って行っています。
他の子たちを見てみると、バナナ、リンゴ、ヨーグルト、スナック菓子などを持って来ている子を見かけました。
2回目のランチ、ビックランチはサンドイッチを持たせています。
ベジマイトサンドイッチです。
私も長女もオーストアラリアの定番の食べ物、ベジマイトは苦手ですが、次女と主人は食べています。
お弁当を持っていかない場合は、『Tuckshop(タックショップ)』と呼ばれる学校内の売店みたいなところがあり、朝注文したり、ネットで注文すると、スモールランチ、ビックランチ両方、またはどちらか、その時間に食べ物がもらえます。
学校によってはお寿司があるところもあるみたいで、以前はうちの学校はお寿司がなかったのですが、最近できたみたいです。
他に売っているものは、
ミートパイ
ソーセージロール
ピザ
サラダ
ライスペーパーロール
キッシュ
ハンバーガー
チャーハン
チキンナゲット
パスタ
ラザニア
ガーリックブレッド
などなど、メニューは豊富にあります。
前もって注文しないで、直接カウンターに行って買えるアイスクリームなども販売しています。
20セントから3ドルくらいで買えます。飲み物も売っています。
昔はなかったのですが、今は5日間、2回の食事付きで30ドルなんてセットもあるようです。
放課後
学校が終わると、娘の小学校はほとんどの親が車で学校に迎えに来ていますが、中には一部、高学年で、歩いて帰る子、バスで帰る子、自転車で帰る子を見かけます。
あとは、PCYC(Police Citizen Youth Club)など学校が終わった後にスポーツなどをする子たちは、バスでお迎えが来ています。
ご両親が仕事をされているのかもしれません。
それ以外にも、ご両親が仕事で迎えに来れない場合など、アフタースクールの場所があります。
私の娘たちの学校では小学校内に設けられており、School Plus(スクールプラス)と呼ばれています。
ここは学校が始まる前の時間帯(朝6時半~9時)も見てくれます。学校が終わった後は、2時50分~夕方6時まで。スクールホリデー中は、朝6時半~夕方6時までとなっています。
ここに預ける金額は、センターリンクに問い合わせをして、その家庭の収入によって金額が変わってくるようです。
(数年前、私がAMEPの学校に通う時期、朝だけ子供たちを預けようと思って問い合わせをしたら、センターリンクから支給されているHealth Care Cardを持っていたら、1日数ドルと言われたことがあります。
「え?そんなに安いの?」と思いました。
でも、そのカードを持っていなかったら、いくらか忘れましたが、かなり高かったです。
結局、AMEPの学校には遅れて行ってもいいと言われたので、スクールプラスは使いませんでした。
学校が好きな子供たち
私が日本で小学生だった時は、学校は全然楽しくなくて、毎日学校に行きたくないなーと思っていましたが、私の娘たちはオーストラリアの学校が好きみたいです。
朝は、「早く学校に行こう!」というし、風邪を引いたくらいでは「学校休みたくない。」という事が多いです。
昨年あたりから、小学校にクーラーもつきました。
オーストラリアの小学校では、子供たちのストレスが少ないように思えます。
楽しく学校に行ってくれて、私も安心です。これで、給食があれば最高なんですけどね。
上記の内容は、私の娘の学校について書いてあるので、他のオーストラリアの小学校がみんな同じとは限りません。その場合は、ご了承下さい。
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