スポンサーリンク

毎年恒例の日本語ボランティア

子供、学校
スポンサーリンク

グリフィス大学のスピーチコンテスト

毎年8月中旬の日曜日に、ゴールドコーストのグリフィス大学で、スピーチコンテストが行われています。

日本語だけでなく、中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ロシア語などもあります。(Yugambeh)ユガンベ語というのもあって、これはアボリジニの言葉のようです。

スピーチコンテストのサイトはこちらです。↓

私の娘たちが通っているPrimary School(小学校)High School(高校)はどちらも第2外国語が日本語です。(ゴールドコーストでも第2外国語が日本語でない学校もあります。)

次女の小学校は何年か前は日本語スピーチコンテストに参加していましたが、今は日本語の先生が変わり、先生の都合によりここ数年は誰も参加していないみたいです。今の日本語の先生の前の前にいた先生の時には、何度かボランティアでお手伝いをした事があります。

また、長女が通うハイスクールも日本語スピーチコンテストに参加していて、昨年7月~8月中旬までボランティアでお手伝いをしました。そして、今年もお手伝いする事になりました。


スピーチコンテストやボランティアの内容

第2外国語の授業は、通常小学校の4年生くらいから始まります。授業は週に2回くらいです。日本語スピーチコンテストの内容は、学年が上がるごとに難しくなります。

小学4年生はとても簡単で、自分の名前、年齢、誕生日、住んでいる地域、趣味、嫌いな物などの自己紹介を覚えて言います。また、コンテスト当日に日本人の審査員が日本語で質問を3つほどします。その質問は、覚えた自己紹介の文章が答えになるように、質問してくれます。

例えば、「私の名前は〇〇〇です。12歳です。趣味はサッカーです。」という場合、「あなたのお名前は何ですか?」とか「何歳ですか?」とか「趣味は何ですか?」と聞かれるようです。でもたまに、この答えになる質問は作りにくい場合もあります。「今年中学生になります。」という文があるのですが、「今年中学生になりますか?」と聞くのもおかしいと思うので、こういうのは飛ばしてます。

もう少し上級生になると、例えば小学6年生とかは「朝7時に起きて、トーストを食べます。」「水曜日の夕方6時から8時までフットボールをします。」みたいに、ちょっと難しくなります。

私がいつもやっているボランティアの方法は、もし前もって覚えている子がいたら、ちゃんと覚えているか確認して、覚えていない子の場合は紙を見ながら読んでもらい、みんなの日本語の発音のチェックします。その後は、私が1行ずつ読んで、そのあと繰り返して言ってもらいます。そして、最後に私が日本語で質問をして、生徒たちが答える練習をします。

今回は、上の娘のハイスクール(高校)で日本語ボランティアを頼まれたのですが、コンテストまで3週間しかなく、毎週水曜日と木曜日お昼休み時間の約40分だけする事になりました。もっと早く行ってくれればもっと練習できたんですけどね。。。

今回来ていたのは、7年生が2人、8年生が3人、あと何年生がわからない子が4人いました。私1人で40分で全員見るのは大変なので、シェアメイトさんや元シェアメイトさんに声をかけて一緒に行ってもらいました。

1人高校生の上級生(多分10~12年生)がいたのですが、その子の場合は、決まった文章を覚えるのではなく、自分でテーマを決めて作文を書き、それを全部日本語にしてスピーチするらしく、大変そうでした。


ボランティアの後

私が聞いた限りでは、そのスピーチコンテストは、学校の先生は一緒にいかなくて、ご両親が連れて行くので、先生はどんな感じでスピーチが行われるのか知らないみたいです。友人の子供さんがスピーチコンテストの出たことがあるので、聞いた所、ホールでみんなの前でスピーチをするのではなく、個室でやるみたいです。

また、各学年で1位、2位、3位が表彰されます。その他にも『Highly Commended』と呼ばれる賞があり、多分上位3位には入れなかったけど、高く評価されるに値するみたいな賞だと思います。

両親がどちらも日本人、またどちらかが日本人のハーフの子供は、通常のスピーチコンテストには出れません。ただ、別の部門『Background Speaker Division』というのがあり、色々条件(義務教育が始まって2年以上滞在している場合は不可など)がありますが、テーマを選んで作文を日本語で作り、覚えてスピーチする事が出来るらしいです。私の周りのハーフの子供さんも何人か参加した事があります。

もし生徒の誰かが賞を取ったらいつも先生が連絡してくれます。昨年は8年生の最初から文章を全部覚えてきていた頑張り屋の女の子が2位になりました。

今年も誰か入賞してくれたら、うれしいです!

(追記)
学年で1位になった子が1人、2位になった子が1人、Highly Commendedをもらった子が3人いました。1位になった子は昨年2位だった子です。
記事を気に入って頂けたら、クリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ

子供、学校
スポンサーリンク
ゆりのすけをフォローする
オーストラリア(ゴールドコースト)の主婦生活

コメント

タイトルとURLをコピーしました