冷えない冷蔵庫
数日前から、急に主人が「ペプシが冷たくない!」と言い出し、そういえば、いつもより冷蔵庫が冷えていない気がしました。
主人が冷蔵庫の裏のほこりを掃除機で吸ってみたり、リセットをしてみたけれど、温度はいつもなら1℃に設定しているのに、5-7℃の時間帯が長く、ドアを開けると、8-10℃に上がってしまいます。しばらくしてやっとパネルの温度が1℃になっても、冷蔵庫の中の温度はあまり冷たくない感じがしていました。
主人の知り合いの冷蔵庫修理屋さんに家に来てみてもらって中のファンが壊れているかもという事になり、月曜日に新しいファンを買って交換する予定だったのですが、主人がその日の夕方、ファンだけ機械を使ってチェックしたら壊れていなくて、朝まで待ってみたのですが、結局温度は下がりませんでした。
この冷蔵庫は、私が結婚した時にHarvey Normanで買ったので、もう17-18年くらいになります。通常、冷蔵庫の寿命は10年ぐらいらしいので、長い間壊れなくてラッキーでした。メーカーはSamsungでside by sideと呼ばれる、右側が冷蔵庫(368L)、左側が冷凍庫(228L)合計596リットルの冷蔵庫を使っていました。
私としては、きれいでまだまだ使える!と思っていましたが、冷蔵庫が冷えないと、冷蔵庫が中の物を
一生懸命 冷やそうとして、電気代がもっとかかってしまうし、新しい冷蔵庫の方が古い冷蔵庫に比べてかなり電気代が節約出来るみたいなので、冷蔵庫を買い替える事にしました。
冷蔵庫を買い替えるなら中古?新品?
最初、主人は中古で買おうと言っていました。
中古なら、GumtreeよりFacebookのマーケットプレイスの方がたくさんありました。
でも、私は冷蔵庫を中古で買うのは、日本人から買うならいいけど、その他の国の人から買うのは、ちょっと気が引けるなーと思ってました。
冷蔵庫を売る理由が、引っ越し先に持っていけない、割れている、傷がある、大きい冷蔵庫に買い替えるからとかならいいけど、理由が書かれていなくて売りに出されている冷蔵庫はすごく怪しいです。実は冷蔵庫に問題があって、売りに出してるのでは?と疑ってしまいます。特にオーストラリアで中古の電化製品を買う場合は、注意が必要です。マーケットプレイスなどで中古を保証なしで買ってしまったら、すぐ壊れても、もう返品は無理でしょう。
新品の冷蔵庫の金額をネットで調べてみたら、Side by Sideは安いのが900ドルからありましたが、『CHiQ』や『Hisense』などの中国のメーカーが安く、この会社の電化製品は買った事がないので良いのか悪いのかわかりませんでした。私が17-18年前に買ったメーカーSamsungの冷蔵庫は今は2ドアなら最低1300ドルからで、今同じSide by Sideは最低1800ドルくらいします。(昔に比べて冷蔵庫の値段高くなったのかな。)
新品の冷蔵庫を見に行く
主人は最初マーケットプレイスで見つけて中古を見に行こうと言っていましたが、急に「とりあえず、先に『Domayne(ドメイン)』の冷蔵庫を見に行こう。」と言い出しました。『Domayne』と言えば、私たち家族がいつも電化製品を買っているお店です。
『Domayne』の場所はBundall(バンドール)と呼ばれる地域にあり、隣には『Harvey Norman』があって、近くに『Goodguys』や『JB-HI』などの電化製品店もあります。
『Domayne』のお店に入る前、駐車場の隅の方に、『Harvey Norman』のアウトレットのお店を見つけて、先にそっちに行ってみたのですが、『CHiQ』や『Hisense』などのメーカーの冷蔵庫がほとんどで、良いのは全然ありませんでした。
Domayneで冷蔵庫探し
ネットで見るより、実際にお店に行ってみると、たくさん冷蔵庫が並んでいて、これもいいな、あれもいいなと言う感じで、気に入る冷蔵庫がすぐに見つかりそうな気がしました。
私たちが最初に気に入ったのはSamsungのフレンチドア、でも最初「フレンチドアって何?」と思いました。
フレンチドアの冷蔵庫は片方だけドアを開ける事が出来るので、省エネになるかなと思ったのですが、ほとんどのフレンチドアは、冷凍庫が下にあり、物を探すときに腰が痛くなりそうな気がしたので、見た目はカッコいいけどやめました。
そして、Side by sideは金額が高いので、2ドアの『Top mount fridge』を選ぶ事にしました。
日立かSamsungどっちかにしようかなと考えていて、でもとりあえず、隣の『Harvey Norman』も見てみようという事になりました。しかし、『Harvey Norman』に行ったら、値段はもっと高いし、デリバリーなどの金額の説明や冷蔵庫のサイズも書かれてないし、日立の冷蔵庫も置いてなくて、もう近くの『Goodguys』や『JB-HI』の電気屋に行くのも面倒になったので、 やっぱり『Domayne』に戻って買う事にしました。
冷蔵庫の保証
Samsungを含め、ほとんどの冷蔵庫のWarranty(保証)は2年。Hisenseは3年らしいです。
追加で保証を延ばすことも出来るみたいですが、多分1回しか無料交換してもらう事が出来ないみたいだし、しかも追加の保証は値段が高く、商品、メーカー、選ぶ年数に寄って金額が異なりますが、試しに、ある冷蔵庫に追加保証を付けようとしてみると、プラス2年は約120-140ドル、プラス3年は約140-160ドル。 (Hisenseはプラス2年で約190ドルくらいでした。)
そして、日本のメーカー『Hitachi(日立)』の冷蔵庫もいくつか種類があったのですが、Side by sideのはなくて2ドアかフレンチドアタイプしかありませんでしたが、フレンチドアのタイプはとても金額が高くて手が出せませんでした。
試しにスタッフに日立の保証を聞いてみると、なんと『5年』でした。5年もあるので、追加の保証は出来ないみたいです。
結局、家族全員一致で、『日立』の大きな2ドアの冷蔵庫を買う事になりました。(上が冷凍庫で、下が冷蔵庫です。)5年保証。 『Energy Rating』が4.5スターです。
購入した日立の冷蔵庫
前に使っていた冷蔵庫はSide by sideで596リットル、今回は2ドアだけど565リットルなので、同じくらいの容量です。
かなり入りそうです。
ドアサイドには、大きなペットボトルのドリンクも入れられます。
冷凍庫もまあまあ広いです。145リットル(前のSide by sideよりは83リットル小さいですが、、、)
ドアの部分も沢山入ります。
冷蔵庫のデリバリー、古い冷蔵庫の引取り
『Domayne(ドメイン)』の電気屋さんでは、上記写真のように、冷蔵庫の金額、サイズ、容量、Energy Rating、デリバリー、インストール、リムーバル(古い冷蔵庫の引取り)の金額などが書かれていました。
私の冷蔵庫の場合は、冷蔵庫が1299ドル、配達59ドル、インストールが10ドル、古い冷蔵庫の引取りが20ドルとなっていました。(ネットでは冷蔵庫の金額は1399ドルになっていました。)
当日の午後3時までに購入すれば、次の日にデリバリーしてくれるとの事で、その日のお昼に購入して、次の日に配達してくれる事になりました。購入時に携帯番号を聞かれて、配達の前にSMSを送ると言っていました。
購入した日の午後4時頃、早速SMSが届き『次の日の午前10時半~午後1時半の間に冷蔵庫が配達される。』と書かれていました。
そして、次の日の朝8時頃、上記と同じ内容のメッセージが届きました。
それから、数時間して10時20分頃、またSMSが送られてきて、トラッキングのサイトをクリックすると、マップが出て来て、配達のトラックがいる場所と、あと何分で来るか書かれていました。あと15分となっていました。
それから、急いで冷蔵庫の中身をクーラーボックスに入れたり、キッチンのカウンターに置いたり、隣のシェアメイトさんの冷蔵庫に移したりしました。
約15分して、3人の男の人たちが配達に来ました。私が買った冷蔵庫は私の家のドアを通るのがギリギリで、しかも3つのドアを通り抜けないとキッチンまで行けなくて、ちょっと大変でしたが、なんとか通り抜けることが出来ました。冷蔵庫の幅は約74センチ、私の家のドアの幅は約78センチでした。
「インストールは何するのかな?」と思ってじっと見てましたが、コンセントをさして、外のテープを数枚外しただけで、古い冷蔵庫を外に運び出そうとしていたので、「え?もう冷蔵庫使えるの?」と聞いたら、「もう使えるよ。」と言われました。(「コンセントさして、テープ数枚外しただけなら、私でも出来るじゃん、インストール10ドル頼まなきゃよかった。」とその時は思いましたが、後で「家の中に運び込むのもインストールなのかもしれないし、たった10ドルだし、引き取りが20ドルで安かったからいっか。」と思いました。)
配達の人がうちに来てから古い冷蔵庫を引き取ってもらうまでにかかった時間は約15分でした。
配達の人が帰った後、冷蔵庫や冷凍庫の中にトレイなどが動かないようにする為のブルーのシールがあって、それを剥がすのが沢山あって大変でした。
最初、「ブーン」と冷蔵庫の音がするので、「もしかしてこの冷蔵庫音が大きいのかな。。。」と心配になりましたが、数時間すると音は消えて静かになりました。
冷蔵庫に食料品を入れてみたら、やはり思った通りたくさん入るので、この冷蔵庫を選んで今の所は良かったと思っています。あとは、電気代が安くなるといいな。
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