過去の記事
主人が現在働いているホテルで、Electrician Apprenticeship（電気技師の見習い）を4年間する事になった経緯を書いた過去の記事はこちらです。
『Trade Support Loan』とは
『Trade Support Loan（トレード・サポート・ローン）』とは、日本語にすると、『見習い訓練支援給付金』みたいな感じで、オーストラリア見習い優先リストに掲載されている職業で、サーティフィケートIIIレベル以上の資格を取得する見習いに対し、直接的な財政支援を行うもの（日々の生活費を補い、オーストラリア人実習生がオーストラリアでの実習を継続できるように支援するための奨励金）と書かれています。
見習い期間中、4年間で最高$22,890まで受け取ることができます（2022-23年の生涯限度額）。見習い期間中の年によって、受け取れる金額が決まっているそうです。
条件として、オーストラリア市民または永住権保持者であること。
このサポートローンは、うれしい事に無利子です。4年後Apprenticeship が終了して、（2022-23年は）年間の収入が48,361ドルに達した後、税制を通じて返済されます。返済額は見習いが終わった後のその人の収入に対する割合で計算されます。なので、見習い期間4年後、収入が年間$48,361ドル（2022－23年の金額）より少なければ返済しないいいらしいです。
また、見習い期間を無事終了すると、返済額が20％割引になるようです。フルで$22,890受け取る場合、20パーセントの約4500ドルは返金しなくていいという事になります。
詳しい事はこちらのサイトに英語で書かれています。内容は一部こちらのサイトから抜粋させて頂きました。
主人の場合
主人の場合、Apprenticeshipsの話は何か月も前から会ったのですが、実際に始まったのはしばらく経ってから、今年の5月末からで、それからサポートローンについては全く何も話が出ませんでした。
サポートローンについて話が出たのは、9月の中旬くらいからでした。職場の対応が遅かったからみたいです。
それから、Emailで何度もやり取りがあったり、書類をサウスポートにある『Busy at work』と呼ばれる機関に持って行ったりで、結局最初のサポートローンが支払われたのは、11月の初めでした。9月分と10月分がほぼ同時期に支払われ、そしてそこから毎月1か月ごとに支払いが行われています。メールで支払いの連絡が来てから、実際に口座に入金されるまで約1週間かかります。
また、職場の対応が遅かったので、結局最初の3か月分は支払われないと言われたらしいです。
見習い期間中、
1年目は月々763ドル。
2年目は月々572.25ドル。
3年目は月々381.50ドル。
4年目は月々190.75ドル
が上限となっています。
現在、毎月763ドルの補助があるので助かっています。
今はまだ金額の小さいTool（仕事に使う道具）をいくつか買ったくらいで、大した金額は使っていません。でも、そのうち金額の高いToolを買いたいと言っているので、その補助金を使わせてもらう予定です。
最後に
余談ですが、私も15年ぶりに仕事を始めたので、今経済的に余裕が出来ました。仕事は週3日なのですが、久しぶりの仕事だし、年齢も50歳になったし、体力的にも精神的にもそこそこ大変ですが、頑張れるところまで頑張ってみようと思っています。
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