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オーストラリアの車の免許『L(ラーナーライセンス)』の筆記試験

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オーストラリアの車の免許

オーストラリアでは、車の運転免許取得は各州によって色々違うらしいのですが、今回は、私たちが住んでいるクィーンズランド州での車の免許の取り方、特に筆記試験に関する情報をお伝えしたいと思います。

クィーンズランドでは16歳から免許を取るための準備を開始する事が出来るようです。

免許を取得する過程が日本と全然違うので、まだ完璧には理解していないのですが、一番最初に『PrepL(プレップエル)』というオンラインでの運転ルールに関する勉強をするか、『Transport and motoring customer service centre』に直接行って、筆記試験を受けるかの2択あるようです。


『PrepL(プレップエル)』と呼ばれるオンラインの方は4時間から6時間かかり、30問の多肢選択式テストが最後にあって、90%の正解率で合格となるらしいです。このオンラインは15歳と11カ月から登録可能となります。

それに対して、『Transport and motoring customer service centre』で筆記試験を受ける場合は、同じように30問のテストがあり、16歳からテストを受ける事が出来て、これも90%の正解率で合格となります。2問まで間違えてもいいですが、3問間違えるとその日はテストは受けられず、次の日以降に受けられます。1回のテストは26ドルくらいです。(2023年1月)テストに合格しなければ、毎回26ドルがかかります。

約20年前、私は日本の免許証からクィーンズランド州の免許証に書き換えをする時に筆記試験が必要だったのですが、当時は『Transport and motoring customer service centre』無料でルールブックをもらい、本で勉強していました。当時の筆記試験代は1回15ドルでした。

でも今はネットで無料で勉強する事が出来るので、とても便利ですね。オンラインで無料でテスト問題を30問受ける事が出来、毎回少し違う問題が出ます。長女はこれを毎日何回も何回も繰り返して、少し自信が付いた所で、サウスポート『Transport and motoring customer service centre(私はこの場所を【トランスポート】と呼んでいます。)』に行ってきました。


トランスポートで筆記試験

この筆記試験を受けるのに、予約は一切要りません。

でも、持って行かないといけない書類があります。詳しくはネットに書いてありますが、娘が持って行ったものは、オーストラリアのパスポート、学校のカード、バースサーティフィケイト(出生証明書)でした。私はメディケアカードも持って行きました。

まず、サウスポートのトランスポートの場合は建物に入って右側の受付に行き、今日は何の用事で来たか伝えます。受付では、書類を全部持っているか聞かれました。住所の証明がいるとの事で、携帯の銀行アプリで住所を見せる事にしました。(へレンズベールのトランスポートは確か、入ってすぐ前に機械が置いてあるので、何の用事で来たのか画面で選び、番号が書かれた紙が出てくるので、呼ばれるのを待つシステムになっていたと思います。)

私たちはアルファベットと番号が書かれた紙を受取り、しばらく待っていました。カウンターは14ほどありますが、スタッフがいるカウンターは半分ほど。放送で自分の番号が呼ばれるのを待ちます。呼ばれたら、放送で言われたカウンター番号に行きます。英語が聞き取れなくても、画面に呼ばれた番号とカウンターの番号が表示されますので、ご安心下さい。

前日がお休みだったからか、お昼頃に行ったのですが、沢山の人がいました。約25分ほど待って、やっと呼ばれて、カウンターで書類を提出すると、Eメールアドレスを聞かれ、スタッフがEメールを送り、それを確認しました。

また、その場で長女は写真を撮られました。

筆記試験代は26ドルですが、クレジットカードで払って手数料がかかったからか、27.01ドルかかりました。レシートは娘のEメールアドレスに送られて来ました。


筆記試験

いよいよ筆記試験です。長女はかなり緊張していました。

私は、「私は昔3問間違えて、1回落ちたから、落ちても大丈夫よ。」と言いました。

筆記試験は、会場の隅の方で1人で受けます。注意事項として、本を見てはダメ、携帯も見てはダメ、誰かと話してもダメと言われました。

時間制限はないので、終わったら持ってきてと言われました。もし同じスタッフが忙しかったら、他のスタッフに頼んでもいいよと言われました。また、わからない事があったらいつでも聞いてねと言われました。


テスト結果

そして、10-15分くらい経って長女のテストが終わりカウンターに向かったので、私も少し遅れて行きました。さっきのスタッフは忙しそうだったので、他のスタッフにお願いしました。テストは何種類かあるようで、長女が受けた問題の答えを探して、目の前で採点していました。

結果は、全問正解!

さすが、毎日数週間勉強しただけの事はあります。


筆記テストに合格したので、カウンターにあるタブレットに長女がサインをし、『L(ラーナーライセンス)』というのをもらうのに、186.55ドル、カードで払いました。

また、紙にもサインをしました。


全部で1時間ほどかかりました。


その時によって時間は変わると思うので、皆さん余裕を持って行かれた方がいいと思います。


100時間の運転練習


無事に『L(ラーナーライセンス)』が取得できたので、これから、長女は実際に車の運転の練習を開始する予定です。



日本には教習所がありますが、オーストラリアには教習所が(多分)ないので、これから、黄色の『L』と書かれたプレート自分たちの車に貼って、一般道路で練習を開始します。25歳未満の場合は、実地運転試験を受ける前に、100時間の運転経験を積む必要があり、必ず助手席に1年以上免許を取得した人が乗って練習しないといけない事になっています。うちでは主人が長女の運転を見てくれる予定です。


会社や個人で『ドライビングレッスン』をやっている所に頼んでやってもらう方法もありますが、ドライビングレッスンはネットで調べたら1時間70ドルくらいととても高いので私たちは頼まないと思います。


『L(ラーナーライセンス)』は筆記試験を受けてから、郵便で届くまでに2週間弱かかった気がします。

黄色の『L』のプレート(日本の若葉マークみたいなやつ)は、主人が車の部品屋さん『Supercheap(スーパーチープ)』で、2枚で7ドルくらいで買ったようです。


詳しくはこちらの英語のサイトをご覧下さい。




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