数年前の浸水記事
私の家は、道路から長い坂道を降りた所にあるので、大雨が降ると、どんどん水が流れて来て、約6年程前から、大雨の時は1-2年に1度の頻度で浸水していました。
過去に浸水した時の記事
Retaining Wall（リーテイニング・ウォール）
2020年の5月頃（約1年7か月前）に、主人が浸水を防ぐ為、『Retaining Wall（リーテイニング・ウォール）』を作ってくれました。
その時の記事はこちら↓
『Retaining Wall（リーテイニング・ウォール）』が出来てから、大雨が降っても一度も浸水した事はありませんでした。
ので、主人はどんどん『Retaining Wall（リーテイニング・ウォール）』 の数を増やしていきました。現在2つ目も完成し、3つ目を作っているところです。
今回の5日間続いた大雨
●先週の水曜日（大雨1日目）
先週火曜日（2月22日）の夜から次の日の朝にかけて大雨が降り続き、水曜日の早朝4時に、日本で買って送ってもらった『水漏れアラーム』がピーピーと鳴って飛び起きました。
ちょうど、私のベットルームの4か所から少し水が入り始めた所で、Wet Vacuum（水が吸える掃除機）で水を吸いました。
水が入って来るのが少しおさまったところで主人を起こそうと思ったら、私が起きる前に主人はもう起きていて、外の庭のパイプや排水溝のチェックをしたり、Gutter（ガタ―：雨どい）につまった隣の家の木から降って来た葉っぱを落としていました。
お互い、午前6時まで約2時間作業をして、雨が止まり、水も入って来なくなりました。
その日は念の為、私は学校を休み、家で勉強をしました。主人も仕事を休み、子供たちも学校を休ませました。
でも、お昼は思ったより雨は降りませんでした。
そして今度は、その日の夜、さあ寝ようと思った午後10時半頃、またベットルームの『水漏れアラーム』が鳴りました。水の量は朝程多くなかったし、夜もうみんな寝ている時間だったので、タオルで水を吸って洗面器に絞って水を捨てる、これを私一人でひたすら1時間ほどやって、雨が止んだので寝ました。
でも、夜中また浸水しないか気になって、何度も起きてレーダーを確認したりして睡眠不足になりました。
●先週の木曜日（大雨2日目）
次の日の木曜日の朝は、『水漏れアラーム』が鳴る前に、たまたま運よく水がベットルームに入って来るのが見えて、またタオルで吸って絞りましたが、1時間で洗面器1杯程の水しか入って来なくてラッキーでした。
その日の夜、主人が私のベットルームで水が入ってきた4箇所にGrouting（グラウティング：水漏れの箇所の隙間をセメントなどで埋める作業）をしてくれてました。
また、今まで雨漏りした事がない箇所からもたくさん雨漏りしていて、バケツ、洗面器が足らないくらいでした。家にあるタオルも全部使い切ってしまいました。
●先週の土曜日（大雨4日目）
午前中2-3時間程、主人と私は外でまだこれから続くであろう大雨対策の作業をしました。
私は水がもっと流れるようにシャベルで穴を掘って、水の通り道を作りました。
主人は庭に埋まっていた古い白いパイプをいくつも取り出して、中をチェック。すると、コンクリートの塊が沢山出て来ました。主人が言うには、この前引っ越して行った迷惑なお隣さんが、自分の芝生を駐車場に変えるのにコンクリ―トにしたから、それが私たちの家に流れて来て、パイプが詰まって、上手く水が排水講に流れなかったに違いないと言っていました。
とりあえず、古くてコンクリートが詰まっていたパイプがあったところは、今だけシャベルで土を掘り、溝を作って水が流れるようにしました。その内、新しいパイプを買って設置するらしいです。
●先週の日曜日（大雨5日目）
またまた、夜10時半頃、『水漏れアラーム』が鳴り、またベットルームで、今度は1か所から勢いよく少しずつ水が入って来ました。また水を吸う掃除機で吸っていましたが、途絶えないので、少しパニックになりそうになりましたが、主人と次女とシェアメイトさんが手伝ってくれて、30分くらいして止まりました。（長女はすでに寝ていたので、起こしませんでした。）
「前日にパイプの中のコンクリートを出して、溝を作って水が流れるように作業したのに、どうしてこんなに水が入って来るのか？もうこの家は浸水を防ぐことは無理なのかな、、、今回の事で主人がまた家を売ろうと言い出すんじゃないかな。」と私は心配していたのですが、主人がベットルームの近くのパイプに大きな穴が開いてる事に気が付きました。今回沢山水が入って来た原因はその大きな穴でした。
どうやってその穴を埋めようか考えて、主人は要らないパイプの一部を上から穴にかぶせて、なんとかケーブルタイで結ぶことを思いつき、夜中の1時から雨の中作業を始めました。次女もまだ起きていて、カッパを着て、長靴を履き、傘と懐中電灯を持って、主人のヘルプをしてくれました。（次の日にバニングス（ホームセンター）に行って新しいパイプを買って、交換しました。）
その日は私と主人と次女は大きな雨が通り過ぎるまで、夜中の3時頃まで起きていました。その甲斐あって、それからはまだ浸水していません。
まとめ
今回のように5日間も大雨が長い間降り続いたのは、私の経験上は初めてでした。
今まで過去に例がないくらいの大きな被害が出ていて、テレビで見ると家がほとんど水に浸かっていたりして、それに比べると私たちの家の浸水はとても小さなものに思えました。主人はそれを見てか、自分たちの家を売ろうとは言いませんでした。
ニュースでも今回の大雨は60年に一度？100年に一度の大雨などと書かれていました。
ネラング川の水も橋の下近くまで上がって来ており、私が通っている学校の駐車場は全部川の水で浸かっていました。
子供たちも今週月曜日、火曜日学校が休みになり、水曜日と木曜日に学校に行ったかと思えば、金曜日また休校になりました。
オーストラリアでは、1月から3月までよく雨が降ります。まだ3月に入ったばかりなので、これからまた大雨が来るかと思うと不安です。
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