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QLD州Year10の【STEM Japan Global Student Program】

子供、学校
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【STEM Japan Global Student Program】とは

まず、【STEM(ステム)】とは、Science, Technology, Engineering and Mathematics(サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、数学)の略です。

そして、【STEM Japan Global Student Program】とは、クィーンズランド州公立の10年生が、日本で【STEM(ステム)】に関連する産業訪問や体験活動に参加したり、地元の高校生活を体験することが出来るプログラムです。ただし、行けるのは13人だけです。


16歳の次女は、昨年10年生で、学校の先生にこのプログラムに応募してみないかと声をかけてもらいました。

このプログラムは日本に約2週間滞在中の航空券、日本での交通費、ほとんどの食費、宿泊代、旅行保険が無料となっているのです。

応募資格

●クィーンズランド州の公立高校に通う10年生(私立は不可)

●オーストラリア(ニュージーランド)の市民権、または永住権を持っている事

●帰国日から6カ月以上、有効なパスポートを所持している事。

などです。

合格まで

詳しくはわからないですが、申し込みの際、学校の校長先生のサイン、申し込み用紙、作文を提出したようです。申し込み人数は約65人くらいだったと聞いています。

確か締め切りが6月で、面接を受ける最終選考に残ったと8月頃にメールが届きました。この時点で約20人以下に絞られたようです。

面接は約1週間後。面接官3人。約10分。自宅でパソコンを使い、ネット上で面接が行われました。面接の前に娘は一生懸命長女と面接の練習をしていました。

そして、約2週間後にメールで連絡が来て、最終的に13人のメンバーに選ばれました。メールが来た次の日までに、このプログラムに参加するかどうか返信しないといけませんでした。

そこから、スクールホリデーがあったからか、しばらく連絡が無くて、大丈夫かなと心配でしたが、10月初めにに色々なアプリケーションフォームを記入するようにメールで連絡がありました。

10月終わりに、選ばれたメンバー全員が参加する、パソコンにて自己紹介などのミーティングがありました。

この時期に、京都のホームステイ先も決まり、ホームステイ先の学生さんと連絡を取る事も出来ました。(いつからか忘れましたが、早い時期に学校のバディとも連絡が取れるようになっていました。)

11月初めに詳しい旅行日程がメールで届きました。

11月20日にオンラインでインフォメーションセッションあり。

11月終わりに、広島1週間、京都1週間の詳しいスケジュール表が送られてきました。

出発当日

2024年のプログラムは12月7日(土)出発、21日(土)到着、2週間の滞在でした。


私たちは出発当日、電車で次女をブリスベン空港に見送りに行きました。

午後7時半にブリスベン空港内で待ち合わせでしたが、私たちは一番乗り、6時半くらいに着いてしまい、ずっと待っていました。

幸い、次女以外にも、日本人のハーフの男の子が一人いました。あと、次女の高校の先生の息子さんもいました。(ゴールドコーストの学校からは、2人だけでした。)

引率の先生2人は7時半過ぎに来ました。そして、名前が入ったジャケットが配られ、トイレで着替えて、すぐ出発しました。

何故かわからないのですが、行きも帰りも台湾経由、関西空港行きで、航空会社はEVA Airでした。そんな聞いたことない航空会社大丈夫かなと思いましたが、台湾に行くときは結構揺れたらしいのですが、それ以外は大丈夫だったそうです。



日本での滞在(広島)

次の日の夜まで全然娘と連絡が取れず、大丈夫かなとずっと心配していました。飛行機が無事飛んでいるかどうか時々ネットでチェックしていました。

娘も初めて私たち家族と離れて、知らない人たちとの旅行で緊張していたのか、日本初日の夜、ラインの動画で話をした時に、少し泣いていました。


が、もうその次の日くらいから、他のメンバーたちと仲良くなり、みんなで部屋に集まっておしゃべりをしているから、ライン出来ないって言われました。(親離れが早すぎる…)

食事はコンビニだと1人予算が1800円とかだったそうです。(オーストラリア物価の感覚なんですかね。日本だったら500円でも十分買える気がしますが…)そして、広島の宿泊施設では毎朝、毎晩バッフェ(食べ放題)。自由時間には、その施設でバトミントンとかも出来、部屋は1人部屋で暖房や毛布もあったそうです。

移動は貸し切りバスだったらしいのですが、毎日片道1時間とかかかっていたみたいです。


広島では、【オタフクソースの工場】【マツダの工場】【筆の里工房】【平和記念公園】【宮島】に行ったそうです。



私の実家は愛媛で、広島は近いので、私の両親が娘に会いたがっていましたが、ハードスケジュールすぎて今回会うのは断念してもらいました。


日本での滞在(京都)

京都では、約1週間ホームステイ。一つ年下の女の子のお家に滞在させてもらいました。ワンちゃんがいて、家族みんな優しくて、楽しかったようで、私たちには夜ライン1回くらいしかしてもらえなくて、1週間ほどんど私は娘としゃべっていませんでしたが、私も娘がいないのに慣れてきました。

お弁当も作ってもらったようで、うちの娘はすごく偏食なのですが、今まで食べられなかった野菜も少し食べれるようになったと言っていました。

土日には学校がないので、行きたい所(京都の水族館など)に連れて行ってもらったようです。


ブリスベン空港へお迎え

娘が日本に行くときは、ブリスベン空港に電車で乗り換えなし1本で行けたのですが、2週間後のお迎えの日は、電車がなく、バスで何度も乗り換えないといけなかったので、車で迎えに行く事になりました。

前日に、ブリスベン空港の国際線のパーキングは予約がいっぱいだったので、国内線で予約。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

早く空港に着いて、しばらく待っていました。

夜8時50分くらいにみんな出て来て、家族とご対面。

みんなメンバーがすごく仲が良くなっていて、別れが寂しくて泣いていました。みんなで集合写真を撮り、色々話をして、それぞれ家に帰って行きました。

最後に

帰りは台湾で1泊したようです。なかなかいいホテルだったそうです。



引率の先生2人にはすごく親切にして頂いたようです。

娘には10万円渡していたのですが、5万円程使って、お土産や自分の欲しいものを買って帰りました。



この「STEM の日本旅行プログラム」では、色々な経験をさせてもらって、ほぼ無料だったので、本当にありがたかったです。



今年2025年の募集の詳細はこちらです。今年の締め切りは6月27日となっています。



娘が日本に行っている間は心配でしたが、無事に帰って来てくれて良かったです。









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