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オーストラリアで日本の年金に関する書類が届いたけれど、日本の年金を受け取らない場合の連絡先

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日本の年金に関する書類

私の知り合いがオーストラリアで66歳の誕生日を迎えて、オーストラリアのAged Pension(老齢年金)をもらえるようになり、それと同時に、オーストラリア政府から日本の国民年金受け取りに関する資料が郵便で届きました。

オーストラリアでのAged Pension(老齢年金)はもらえる人もいれば、多額の資産がある人はもらえなかったり、またもらえる場合もその人の資産&収入などによって年金の金額が異なって来るようです。

彼女は、日本では国民年金を納めていなかった為、受給資格はないので、何もしなくていいのかと思いきや、書類には『日本の年金の受給資格がないと思う場合、または請求を希望しない場合は、『131 673』に電話をして下さい。』と書かれていました。

ただ、私たちは『131 673』 にかけると英語での会話になると思い、政府の無料通訳を利用して電話を掛ける事になって、今回私もその電話を一緒に聞かせてもらう事になりました。

①無料の通訳に電話をする

まず、私も過去に使ったことがあるオーストラリア政府の無料通訳『13 14 50』に電話しました。

すると、私もすっかり忘れていたのですが、書類はセンターリンクから来ていたので、センターリンクの場合は、専用の通訳がいるので、このサービスからは出来ないと言われました。

②センターリンクの通訳に電話をする

次に、センターリンク専用の通訳の電話番号『131 202』に掛けました。最初に『Japanese』と言ってから、しばらく待って、スタッフが電話口に出ましたが、また『どの言語を希望しているか?』と聞かれて、『Japanese』と答え、合計15-20分くらい待たされました。

やっと繋がったのですが、説明が大変そうだったので、向こうがOKなら私が代わりに説明する事になりました。センターリンクに「私は友人なのですが、代わりに説明してもいいですか?」と言うと「あなたの名前は?」と聞かれ、名前を言うと、「いや、別の人が代わりに話すことは出来ない。」という返事が返ってきました。

(え? 代わりに話せないんだったら、なぜ私の名前聞いた?と思いました。)

知り合いが何とか説明をすると、「書類が入っていた封筒の右下に、送付した日付が書かれているから、その日付けを教えてほしい。」と言われました。

そして、封筒の日付けを伝えたのですが、センターリンクからはその日に書類は発送していないと言われました。(私も日にちを確認しましたが、間違いなかったです。)

でも、実際に書類が届いていて、「日本の年金は受け取るつもりはない。」と彼女が伝えると、『131 673』に直接電話するように言われました。本当はこのセンターリンク専用の通訳を使って、その番号に電話をしてもらう予定でした。

そして、「『131 673』に電話したら、通訳はありますか?」と聞くと「ある。」と返事が返ってきました。。書類には、通訳があるなんて全然書かれていなくて、英語でしか出来ないと思っていて、3回も電話をして1時間以上かかり、かなり遠回りをしてしまいました。

最初から、『131 673』に掛けたら 『他の言語の通訳が使える』と書類に書いてくれていれば親切でしたね。

後からよく見たら、書類には『International Service』と書かれていましたが、『International Service』 =通訳を頼めるという判断が私には出来ませんでした。(私だけかな?)『Multi Language service』とか書いてくれていたらわかりやすかったです。

③131 673に電話する

さて、3回目の電話です。

『131 673』にかけると、英語でスタッフが電話に出ましたが、『Japanese, please. 』と言うと、しばらく待って、通訳の人が出てくれました。

で、本人確認があり、「日本の年金は受け取らない。」と伝えて終わりました。

手続きは、簡単に終わりました。


後で、上記のレターの裏にも色々書かれているのを見つけました。

上記のレターの内容から、国民年金の受取りを希望される方で、質問がある方も同じ『131 673』に電話をかけてもいいと思います。
『131 202』の番号でも、英語以外の言語で情報を得られるみたいですね。



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届いた書類

届いた書類をご紹介したいと思います。将来日本の年金を申請する方で、興味がある方は是非参考にしてみて下さい。(注:これらの書類は2020年8月に届いた書類となりますので、時期が変わると内容が異なる場合があると思います。)

●社会保障に関する日本国とオーストラリアとの間の協定

3ページほど記入するページがありました。

この上記書類の書き方の詳しい説明書も一緒に入っていました。


また、添付しなくてはならない書類も書かれていました。

↑(注2)の年代や年齢はその人によって違うと思うので、ご注意下さい。


●Verification of Employment or Self-Employment while residing in Australia

センターリンク関係で、『オーストラリアに居住している間の雇用または自己雇用の確認』の書類のようです。記入するのは3ページほどです。


最後に

もし日本から年金を受け取る場合は、オーストラリアのセンターリンクに収入として申告をしないといけないので、本来オーストラリアからもらえるAged Pension(老齢年金)の金額が減るとうわさで聞きました。

日本から年金を受け取った分そのままAged Pension(老齢年金)の金額が減るのか、それとも半分ぐらい引かれるのか、詳しくはわからないです。機会があれば、誰かもらっている人に聞いてみたいと思います。

私も10年分日本の国民年金を払っていたので、将来もらえる年齢になって、その分まるまるオーストラリアのAged Pension(老齢年金)から引かれてしまったら、ちょっと悲しいです。(今まで毎月高い国民年金を払って来たのが無駄に思えます。。。)

また、もしかしたら将来は永住権を10年以上持っている人でもオーストラリアのAged Pension(老齢年金) はもらえなくなっていて、Citizenship(市民権)がないともらえなくなる、という可能性もあります。(もしそうなったら、老後の生活はかなりきついです。)

私がAged Pension(老齢年金)をもらえるようになるまで、あと約20年近くあります。

まあ、でも年金がもらえる歳まで、病気や事故などしないで元気でいられるといいな。

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